致命傷は免れた

1月下旬の鼻風邪から始まって、2月の初旬頃から39度の高熱が4日続いていたその頃、鼻を強くかんだ弾みで右耳に“ボワッ”っとした感触が走って、それから右耳に綿が詰まった様な塞がった感触になって、その瞬間から聞こえも悪くなり、その感触が取れないまま3~4日間が過ぎていました。

2~3日したら治るんじゃないかとあまり気にせずにす過ごしていたので、4日、5日と経つごとに、「おかしぃな・・・」と思い始め、もしかしたら右の鼓膜が破れちゃったのかなと思い、なってから丁度1週間の時に、予約していた耳鼻科で診てもらいました。

難聴

そしたら実は、鼓膜が破れているのではなく「突発性難聴で間違いないでしょう」という診断でした。
同時に、右耳に中耳炎も併発していました。鼻水を下手に強くかみ続けていると、中耳炎を発症するらしいですね。初めて知りました。

しかし怖いのは、突発性難聴は、回復する可能性の境目が、およそ1週間(長くてもせいぜい2週間ほど)くらいだという話しです。
そのタイミングを境に、全患者人口で、完治する人が約1/3、聴力が回復しても後遺症が残る人が約1/3、そして、治癒しない人が約1/3と、治る可能性が高い境界が、約1週間くらいだという事です。

はじめは、かかったのが突発性難聴だという事をなかなか分からないまま少しの間を過ごしちゃいますから、手遅れになりがちになるという事の様です。その話しを先生から聞いて、一瞬ゾッとしました。一瞬目の前が真っ暗になりますから動揺ばかりでした。

直ぐその場で、点滴をし、内服処方をしてもらって帰りましたが。酷い場合は入院治療が必要な病気だそうですね。

2月は殆ど目立った回復がありませんでした。
3月に入って、急に、ス~っと塞がっている感じが取れ始めてきて、現在は殆ど全くその感触は取れました。
かすかに残骸が残っている様な感じがするだけです。中耳炎は一足先に治りましたが、伴って聴力もほとんど回復しました。

完治のお墨付きを頂くまで、僕の場合は丁度2ヶ月です。
一時はどうなる事やらと思いましたが、致命傷は免れました。音楽生命に関わりますからヤレヤレです。




あの有名な坂本龍一さんも、この突発性難聴を患ったことがある様ですが、回復なされた様ですね。
でも、も一人有名な、あの浜崎あゆみさんもこれになって、しかし あゆ さんは残念ながら左耳の聴力を完全に失ってしまった、との事ですね。自身のBlogで公表されてる様です。

しかしまぁ、「あ~治ってよかった...」。神様はこれ以上、俺にどんな障害を経験し、乗り越えよ!と試練をわざわざご丁寧に用意するんでしょうか・・・と思いましたが。

ともかくも、一安心でございます。





この記事へのコメント