都心回帰が生存の条件?

一見難解な表題にはしましたが。

「回帰」とは、辞書によると、「一周してまた元の場所に戻る」事を回帰と言うらしいですが。
私はこれまで都心部に住んだ経験は無いので、正しくは、都心回帰という表現は相応しくないですが、
以前に千葉市に住んでいた事があり、千葉市も東京都心圏内だと考えて、遠回りに都心回帰・・・としちゃいました。

都心回帰

音楽の世界を志してるわけですが、普段は普通に働いて稼ぎながら楽曲創作に打ち込む訳で、音楽の勉強との両立が最大で最難の課題なのですが、ここ1年あまり求職活動をして改めて思ったことは、
何か夢や目標を持って働きながら勉強している人には、温かくない社会だという率直な感想です。
優しさばかりが転がっているわけでは勿論無いので今更気がついた事ではありませんが。

自分の目標の勉強の為に両立を考えながら仕事を探すわけですが、住所もかなり大きなネックだと、最近はつくづく思う様になりました。
私は千葉県に在住していますが、生まれは千葉市で、小学生時代は途中まで父の会社の社宅が稲毛区にあった為、千葉市の稲毛区に住んでいました。
現在も千葉県民ではありますが、小学生の頃引っ越す時に、習志野に移るか南に下がるかを迷った際に、土地が安かったので南にしたという経緯だった事を、最近知りました。

1年あまりも求職活動をしていると、近隣にどんな会社や仕事場があるかが大体分かっちゃいます。
そして、通年を通して随時募集をしている職場や求人記事の情報なども見覚えが出来ます。
すると、おのずと今住んでいる場所では、ある種の限界も見えてくるのです。

そこで、音楽の面でもいずれは都心寄りに転居する運びになるであろう事を含んで、千葉市以西の地域の求人情報にも目を向けますが、
やはり、都心寄りに近い勤務地になると、目を惹く記事がチラホラと目につきます。それは、1年以上前からも同じ事ではあるのですが、

中枢的な社会機能も都心寄りに集中しがちなのは、時代が進んで行く流れ上、仕方ない事かもしれませんが。
それに加えて、生活機能も含め、色んな面で生き残っていく為には都心圏移転するのが半ばの必須条件なのではなかろうかと、以前にもまして実感しつつあります。
ずっとここに住んでいるのでは、多分いずれ追い込まれるであろう、とより鮮明に思う様になってきました。

そんな事なら、引っ越す時に、習志野に移っていれば・・・と思った事もあります。千葉市と習志野市ではお隣同士であんまり変わらないかも知れませんし、先入観もある程度あるかもしれませんが。

それにしても、新政権では再チャレンジが美しい国を目指していく上での一つの大きなテーマの様ですが、
企業が労働者を正社員として雇用していく事を促進する事も、テーマの柱かもしれないですが、
正社員雇用というテーマばかりでなく、雇用の芯となる働き手に温かい構造を作る事を、法制化でもして、急所に届くツボを明確に明文化していくくらいの事をしないと、
そもそも、夢や目標を目指して頑張りたくても、頑張るための基礎が作れないのですから。




それに、そもそも職務経験の少ない若い世代が易々とは目標など作れない状況が膨張するばかりではなかろうか、と。それでは、豊かな才能なんて育たないですし。

・・・と、愚痴や甘え、若干の嘆きが吐露されているだけ、と受け取られるかもしれない投稿になりましたが。


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