ある日、胃の一番底辺りが、尖った様なもので「ツン・・・」と押される様な感じの痛みが起こりました。
それが1日ほど続き、ただの軽い胃痛、胃炎かと思い、H2ブロッカー薬を飲み、その日は過ごしました。
が、次ぐ日、痛みはまだ消えず、痛いところが右に移動しており、石がお腹の中に詰まっている様な感覚の痛みになり、それでもあまり気にしていませんでした。
しかし、次ぐ日の午前中、痛みがハッキリしてきて多少熱っぽくなり、吐き気を生じ、脂汗の様な冷や汗の様な汗がブワ~っと出てきたので、これは普通じゃない!と、近所の総合病院に行きました。
病院で熱を測ると37度4分の微熱。
痛みの位置が、ちょうどヘソの真横辺りなので、最初、急性盲腸炎かと疑いました。
しかし、血液を取り、CTスキャンをして、盲腸ではなく診断は大腸憩室炎でした。
参考画像。

大腸の、腸の壁面に、凹みが出来るケースがあり、これを「憩室」というのだそうで、若い年齢層にはあまり見られず、中高年層になると、有るケースは珍しくないそうです。
男女比も一概でなく、男性だから多いというものでもないらしきです。
憩室が有るからといって、炎症も何も起こさない人も有り、腫れて傷みを生じる人も有り、中にはこれで亡くなってしまう様な重症化するケースも有り・・・だそうです。
が!ビックリなのは、憩室が出来る/出来ない、発症する/しないは「運」だと言われました。
「運」だぁあ!?・・・・なにい!、う~ん・・・。
先生に、当方は、生活習慣が特に悪いわけでも何でも無いんですが?と言ったら、そう返事されました。それじゃぁ、防ぎようがないじゃないか?と・・・。
そう言えば、以前、歌手の玉置浩二さんが、大腸憩室炎で入院されていたニュースがありました。
玉置さんの場合は、お酒の飲み過ぎが原因らしきニュースだったと思いますが、当方は、お酒はほぼ毎日飲みますが、少量で、ビールなら250mlの1缶を空け切るかどうかくらいで、他のお酒なら、アルコールを50ml程度で、ジュースを200ml程度で混ぜて飲む程度で、それで行き着いちゃう程度なので、毎年健康診断をしても、「肝臓はきれい」と言われるくらいですから、お酒は関係ないでしょう。
先生は、「本当なら入院してくれちゃった方が楽で回復も早いんだけど・・・」という事でしたが、面倒くさいので当方が拒否したのです。
通院での点滴治療でもダメじゃないという事でしたので、通院にしました。
大腸憩室炎という大げさな病状の名前とは裏腹に、普通に治療するだけで、たった数日で人によっては早々と改善する病気だそうで・・・。
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点滴と内服薬治療にて、一晩明けて、熱はすぐに平熱に戻りましたが、点滴による下痢が発生。
しかし、点滴治療3日にして腹部の傷みは大分収まり、血液検査による数値は正常値に戻り、4日目の通院時には、もう内服薬だけでもいいですがどうしますか?と言われ、内服薬治療だけにしました。
結局、大腸の腸壁に凹みが出来て、そこに便の残骸などが居留まってしまい、それが固まってしまうか何かで、そこに炎症が生じる・・・という事だそうですが、腸壁のクボミに炎症が生じる事で、しかしでも、それが場合によっては命に関わるのだろうか?と、ふと疑問に思いましたが・・・。
当方は、3年前の、2015年10月に、同病院にて大腸カメラ検査を受けています。
そのデータを検索して当方も視ましたが、その際には憩室は見られませんでした。異常なしでした。ですので、この3年間の間に憩室は出来た、という事です。ちなみにその3年間の間は、生活習慣はほぼ変わっておらず。
下痢は、当方の場合では治療開始から8日間で通常の排便形状に戻りました。点滴は4日間で終わり、後は内服薬治療なのですが、点滴が終わっても下痢は続いていたのですが、8日間目で治まりました。
先生からは、そろそろまた大腸内視鏡検査を受けた方が良いとお薦めします、との事でした。
運次第・・・なんて言われると、何とも言えず、どうすれば良いのだろう・・・と、定期的な検査以外、出来る事無し、というところですが。
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