憧れの強さ ~その3 尾崎豊

今回の俺の憧れは、尾崎豊さんです。
・・・死なないで欲しかった。
彼の生の歌を、新しい曲を、もう聴けないんだなと思った瞬間は、とてつもなく寂しかったなぁ・・・。

ニュースを聞いたのは、東京に居る時に、バイトしていたクリーニングの工場で、働いていたその最中でした。
ラジオがいつもつきっぱなしになっていたんですが、何かのデイリーのラジオ番組がやっていたかと記憶していますが、
そのラジオ番組の最中を縫って、いきなり「ニュースです。ロック歌手の尾崎豊さんが、急死しました。」と流れてきたんです。

一瞬耳を疑いましたが。

何と言ってもあのカリスマ性に、それこそ、彼の様なアーティスト、ボーカリストは、他には居ないだろう・・・と思える人です。
代わりになれる様な存在の人を、探そうと想像を巡らせてみても、・・・見あたらないですよねぇ。
しかも、
男の僕がこういうと、なんか、ホモセクシャルなのか?と疑われるかもしれませんが(決して違いますが)とにかくあのルックスです。
長身に、あのキリリとしたマスクです。切れのある視線に、均整の整った面立ちが、人気アーティストとして類の無いものでしょう。
お酒をもうちょっと控えめにして、自己をもうちょっとうまくコントロールすれば、まだ彼は生きていたかもしれない・・・。
今でもまだ彼の生の歌を聴けていたかもしれないのに・・・なんて、手前勝手にFanとして思っちゃうんですが。

ライブVideoで、「~これからも、歌い続けることを約束します~」って約束していたのに、ヤツ、約束破ったんじゃないか・・・と、思いましたよ、ハッキリ言って。
信頼や期待の上に成り立っているのが、ある種、人気商売であるミュージシャンをはじめとしたアーティストでしょう。約束したなら守ってよ・・・・・と

17歳でSingerとしてデビュー。いいなぁ・・・
・・・って、だったらお前もつべこべ言わず、四の五のぬかさず、とっととデビューしちまえばいいじゃん!って感じなんですが、
彼の、ギターも弾けて、ピアノも弾けて、作詞も出来て、個性も存分で、カリスマ性もあって、パワーもあって、声の音域も高くて・・・
魅力や素質、才能を挙げればキリがない様な・・・。
敢えて、歌唱力を言えば、そんなにめちゃくちゃ上手い・・・とは、ちょっとお世辞にも・・・思わなかったのは、正直なところではありましたが。

俺が一番愛している彼の曲、「太陽の破片」というバラードは、10年以上経った今も、全く色褪せないままです。
そして、僕の喉のコンディションを測るのに、ちょうどもってこいの曲だったりします。
曲の中で、Vocalの一番高い音程がソの#で、全体のメロディー的にも僕の喉でも歌えます。
尾崎さんの曲の中で、数限りある僕でも歌える曲の内の一つです。
あのサウンドを聴いた瞬間、「うわ~、この曲、自分のだったらどんなに良かったのに。・・・盗みたい・・・」と思った曲です。
イントロと間奏の管楽器の音がきれいで、あれは、・・・何だろう、トランペットかなんだか、分かりませんが。





太陽の破片や、誕生、Forget-me-not、Scramble Rock n' Roll、FreezMoonなんか、聴いているとゾクゾクしてきて、どこから、こういう曲が生まれるんだろうと、唯一無二のセンスが羨ましくもあり、尾崎さん自身に嫉妬心さえ芽生えました。

あ~ぁ、なんで死んじゃったかなぁ・・・と。
もう居ないんだよなぁ。もう生声は、二度と聴けないんだもんなぁと。


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