とてつもない幼児化 -幕張メッセでの事件を一考する-

先日、幕張メッセでのイベント中に、黒っぽい服を着たある男性が、中学生くらいの男子に体当たりをされながらグルグルと回っているところに、その仲間と思しき別の男子が背後から、スプレーの様なモノで炎を吹き付けている場面がニュースで出ました。
そして、その様子を撮っていた者がその映像を動画共有サイトに掲載した、らしき報道です。

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その数日後、その男子達は警察に逮捕されたという事ですが、取り調べには、よく解らない理由の供述をしているらしきでした。

そんな、つまらない理由で、下手すれば一大事になる様な事をしでかして、注目を集めたいからでしょうか、動画をネットに挙げるという行為を大した躊躇もなく出来てしまうという現実。

しかしながら・・・

昔、今も存続しているTBS夜の、News23という番組でキャスターをされていた、故・筑紫哲也さんが、まだ自身の肺癌報道が出る前の頃でしたから、もぅ随分前の話になりますが、
まだ青年だった年齢の男性が年配男性を刺殺したニュースがあったのですが、それはの事でした。
そして、供述した殺害動機が、「・・・暑かったから・・・」というものだったのを、今でも覚えています。

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それを番組中で報じた時、多事争論という筑紫さんが語るコーナーで、筑紫さんが、「~今、この国がとてつもなく幼児化している~」らしきコメントをしたのを記憶しています。
暑さからむしゃくしゃして人を殺してしまうのか・・・というところ、知性の幼児化、人間としての幼児化、という事でしょう。

そして、今回の幕張メッセでの炎の噴射事件を視て、逮捕された犯人は、見た目こそ大人ではなくまだ中学生程度に視えますが、それにしても、良し悪しの分別くらいもぅ出来る年ですし、視た所、悪ふざけではなくただの暴行事件ではないのでしょうか?

他にも、未だにまだ、あおり運転などの迷惑行為のニュースはしばしば流れてきます。






これらはいずれも、日本社会の知性/成熟がとてつもない幼児化をしている証拠かと解釈出来ますが、しかし振り返ると、今に始まった事ではなく、筑紫さんがコメントされていたその10年も10何年も前から始まっていた事であって、結局その間、この国はある部分、成長どころかほとんど進歩なんかしていない事を証明してしまっている、という裏付けかもしれません。

日本大好き!という事で、諸外国から観光などで訪問される海外の方は増えたらしきニュースは見掛けますが、誇れるんですかねぇ・・・。




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